• 2月 28, 2024

マッサージピールとかミラノリピールとか…ケミカルピーリングって何でしょう?

こんにちは☺️美容ナースの川上です。

三寒四温と言われるような時期、少しずつ春の兆しが感じられるようになってきましたね。

さて今回のブログはケミカルピーリングについてです。

美容にあまり興味のない方でも、ピーリングという言葉は聞いたことがあるかもしれません。

単純に「肌がピカピカになるんでしょう?😍」など過剰に良さそうなイメージだけ持っている方が多かったり、逆に「昔、受けたことあるけど、肌が弱くてすごく荒れたことがあるんだよね😞」というマイナスイメージの方もたまにいたりですが、ピーリング自体はメジャーなワードだと思います。

ケミカルピーリングは、薬剤を塗ってお肌の極表面を柔らかく溶かし、新しい皮膚の再生を促す治療です。

古くゴワゴワする余分な角質を取り除いて滑らかな肌を作ってくれたり、毛穴の皮脂詰まりを取り除いてニキビを予防したり、ニキビの炎症を鎮めてくれたりする効果があります。

20年くらい前は、グリコール酸やサリチル酸での治療が主流でした。最近では、数種類の酸を混ぜて1つのピーリング剤として使われる製剤も増えました。そして、角質が剥がれるばかりの剥離タイプの物だけではなく、真皮層の方まで浸透してシミやシワの改善・予防に効果が期待できる浸透タイプの物もあります。

当院では、サリチル酸マクロゴールピーリング・マッサージピール・ミラノリピールの3種類があります。

マッサージピールは浸透タイプの剥離レベルの低いピーリングで、トリクロロ酢酸33%・過酸化水素水・コウジ酸が入っている製剤です。

肌のキメ・ハリ・透明感に繋がる新しい皮膚の再生してコラーゲン生成を促してくれる効果や、シミの元となるメラニンの生成を抑制してくれる効果があります。

ミラノリピールはトリクロロ酢酸が35%(ボディ用は50%)とラクトビオン酸・サリチル酸・タルトル酸・クエン酸の5種の酸とコラーゲン生成(肌の弾力・小皺の改善)を促す成分や皮膚再生を促す成分が入っている製剤です。

角質の剥離レベルは少し高くなりますが、様々な酸の良い効果が得られる(ニキビ鎮静・予防・抗酸化・くすみや色素沈着の改善・毛穴引き締め)治療です。

いずれにしても、1回で劇的に効果を得るのは難しいので、まずは2〜4週間おきに5回程度を1クールとして受けていただくことおすすめいたします🙂☝️

フォーマ(高周波治療)やルメッカ(IPL/光治療)やインフュージョン(エレクトロポレーション)など他治療と同日施術も可能です。ピーリング後に他治療を併用することで、より効果を得やすくなります。

皮剥けあるかないかでもダウンタイムに差はありますが、比較的気軽に受けていただきやすい美容医療メニューとして人気です🎶

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