- 3月 6, 2024
閉経後の泌尿器科的影響について
女性の人生において、おおよそ50代前後には閉経を迎え入れることになります。閉経が近づくと、女性の体はエストロゲンなどのホルモンの産生が減少し、これが泌尿器系にも影響を及ぼす可能性があります。
閉経による泌尿器科的な変化要因としては
①尿路感染症のリスク増加: ホルモンの変化により帯下が減少し細菌が入りやすくなるため、尿路感染症のリスクが高まります。
②尿失禁: ホルモンの変化で筋肉量が減少するので、骨盤底筋の弱化することから尿失禁がでやすくなります。
③過活動膀胱: ホルモンの変化にて膀胱粘膜が薄くなるので 頻尿、切迫感、夜間頻尿などの膀胱の症状が現れることがあります。
これらを予防適度な運動が上げられます。特に骨盤底筋トレーニングは、尿失禁のリスクを減らすのに役立ちます。当院では投薬治療および自費での骨盤底筋運動のリハビリも施行しております。
またホルモン治療は施行しておりませんがプラセンタは施行しており、こちらも体調管理に効果的です。
閉経は女性の泌尿器科の健康に影響を与える可能性がありますが、適切なケアと治療により、多くの症状を管理することができます。
閉経期の泌尿器科的な健康に関するご相談や診察をご希望の場合は、当クリニックまでお気軽にご連絡ください。専門的なケアとサポートを提供させていただきます。